電気屋30代前半男の資格系ブログ

電気系アラサーの資格ブログ

アラサーの電気系ビルメンの資格マニアです。 これまで取得した資格やこれからの資格受験について書いていこうと思ってます。 所持資格:電験3種、エネ管(電気)、一電工(電験による認定)、一電施工、工担総合、消防設備士(甲4)、危険物乙類全類、小型船舶一級

第二種電気主任技術者の認定を受けることができました

今回は第二種電気主任技術者の認定で免状がもらえたので書いていこうかと思います。

 

〇資格概要

 電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができる資格です。

 第三種電気主任技術者は電圧5万ボルト未満なので、第二種は第三種の完全上位互換の資格となります。

f:id:yuki_yuki_yuki:20210613103243p:plain

 

〇資格の取得方法

 第二種電気主任技術者の取得には試験と認定の二通りの方法があります。

  試験:年に1度行われる1次試験(マークシート)、2次試験(記述)で合格する

  認定:学歴または第三種電気主任技術者を持ち、電圧1万ボルト以上の事業用電気 工作物  工作物の工事、維持及び運用実務経験を経て、申請する

 

 詳しい内容はリンクを参照してください。

〇私の取得方法

 私はタイトルにもあるように認定で取得しました。認定前は6回二次試験を受験しましたがダメでした。やはり心のどこかにいつかは認定で取れるという甘えがあり本気で勉強していなかったためだと思います。職場の先輩方も認定で取得していたので私も可能だと思っていました。

 ちなみに私は第三種電気主任技術者を取得後の5年の実務経験で申請をしました。

 認定を受けるための実務経験の年数は学歴などで異なります。

 ・短大卒:5年

 ・ 大卒:3年

 ・第三種:5年

 詳しくはリンク先のPDFを参照してください。

〇私の実務経験

 1~3年:6万ボルトの施設で電気保安を担当

 4~6年:2万2千ボルトのビルで電気主任技術者として選任

 計6年の実務経験で申請しました。

 

〇取得までの流れ

2020年4月~10月:申請書の作成

 申請された先輩方の申請書を参考にさせてもらいながら、仕事と資格試験の合間にコツコツと作成。年次点検の資料や担当した工事などの資料を探しにも行きました。

 2020年10月~12月:申請書の修正

 面接前に提出した申請書について、訂正箇所の指摘やトラブル事例についての加筆を指示され、5回程度提出→修正を繰り返しました。

f:id:yuki_yuki_yuki:20210613111900p:plain

 2021年1月:面接

  申請書の修正が終わり、面接の日程が決まりました。面接は1回で終えることができました。

f:id:yuki_yuki_yuki:20210613103648p:plain

 面接でしゃべったことも申請書に加筆するよう指摘があったので、加筆しました。

 2021年2月:申請書受理

 2021年3月:免状到着

〇面接の内容

・申請書の記載したことについての具体的な質問

  ■この月次巡視点検表でこの点検はどういった理由で行っているか

  ■この単線結線図で年次点検はどういった流れで行うか説明

  ■受電に関することなどで電力会社とのやり取りはなかったか

  ■主任技術者で選任時、実際に主任技術者としてどのような業務を行ったか

  ■記載以外にトラブル事例があるか

※技術的なクイズはありませんでした

〇所感

 先輩方の経験を聞いていて、技術的なクイズが一番怖かったですが私の場合はありませんでした。これは保安監督部の担当者によって違うのか、時代が違うためかわかりませんが助かりました。

 電気主任技術者として選任されていたことでいわゆる実務をやっていたので、選任時の質問は少なかったと思います。

 私の場合はコロナウイルスの影響で面接が1回で済んだことはよかったです。あらかじめ申請書の修正でやり取りをしていたので面接もスムーズに進みました。

 おそらく担当地域の保安監督部や担当の方で認定の難易度はすごく変わると思います。今は電気主任技術者が足りていないので増やす必要もあるためか易しかったとも思います。

 私も申請前は不安でいろいろ調べたら下記のブログにたどり着いて参考になりましたので貼っておきます。

最後に免状を貼って終わりにしたいと思います。

f:id:yuki_yuki_yuki:20210613115632p:plain

質問等あればわかる範囲でお答えします