電気屋30代前半男の資格系ブログ

電気系アラサーの資格ブログ

アラサーの電気系ビルメンの資格マニアです。 これまで取得した資格やこれからの資格受験について書いていこうと思ってます。 所持資格:電験3種、エネ管(電気)、一電工(電験による認定)、一電施工、工担総合、消防設備士(甲4)、危険物乙類全類、小型船舶一級

発注者・監督者側からの経験記述について(電気工事施工管理技士)

自分が受験するときに発注者側の経験記述が参考書にまったく載っていなかったので、私なりのポイントと共に参考までに残しておきたいと思います。

ただし、ぼかして書いていますし、真似して書かれて落ちてもいかなる責任は取りませんので、あくまで参考にしてください。

また、私は平成30年度に受験したので「安全」について書きます。「品質」は全くわかりません。

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1-1.経験した電気工事のなかで墜落災害又は飛来落下災害が発生する危険性があると予測した工事について次の事項を記述しなさい 

(1)工事名 (2)工事場所 (3)電気工事の概要 (ア)請負金額(概略額)(イ)概要 (4)工期 (5)この電気工事でのあなたの立場 (6)あなたが担当した業務の内容

(1)工事名:○○ビル 無停電電源装置更新工事
(2)工事場所:○○県○○市○○町○番地
(3)電気工事の概要
(ア)請負金額:X,000万円
(イ)概要:既設無停電電源装置,蓄電池撤去、無停電電源装置,蓄電池新設、配線
(4)工期:平成26年7月~平成26年12月
(5)立場:監督者
(6)業務内容:無停電電源装置更新に係わる施工監督

上記の電気工事の現場において墜落災害又は飛来落下災害が発生する危険性があるとあなたが予測した事項とその理由2項目あげこれらの労働災害を防止するためにあなたがとった対策を項目ごとに2つ具体的に記述しなさい。ただし項目は墜落災害項目飛来落下災害項目墜落災害及び飛来落下災害項目のいずれでもよいものとするが対策の内容は重複しないこと。また保護帽の着用及び安全帯の着用のみの記述については配点しない。

①-1予測した事項
4.0mの高所配線作業で、労働者が作業床から墜落すること。
①-2その理由
作業場所の構造が複雑であったため、無理な姿勢での高所作業による配線を行うことになり、労働者が作業床から墜落する危険性があると判断したため
①-3-1対策①
請負業者に仮設足場について次のことを指示した。
①仮設足場として高所作業車を使い作業すること。
②高所作業車の選定には、事故例を基にすること。
③高所作業車での作業員と資格を一覧表にして提出すること。
①-3-2対策②
請負業者に作業前の準備として次のことを助言した。
①KYで作業員の健康状態を確認して、その日の就業の可否を決めること。
②高所作業車でしてはいけないことを作業前に全員で唱和すること。
③現場代理人と作業中の巡視をすること。


※2項目の記述については割愛します。

実際の問題は公式の過去問を確認してください。

www.fcip-shiken.jp

記述のポイントとしては、

発注者なので、自分で「した」ではなく、業者に「させた」‥‥監督をするのでどのような指示をしたかが重要だと思います。

 

これで発注者の資格保有者が少しでも増えますように。質問等あれば分かる範囲でお答えします。

次は冷凍機械の試験が終わったら、感想について書こうかな。