電気屋30代前半男の資格系ブログ

電気系アラサーの資格ブログ

アラサーの電気系ビルメンの資格マニアです。 これまで取得した資格やこれからの資格受験について書いていこうと思ってます。 所持資格:電験3種、エネ管(電気)、一電工(電験による認定)、一電施工、工担総合、消防設備士(甲4)、危険物乙類全類、小型船舶一級

甲1類消防設備士に合格しました【勉強法など】

今回は消防設備士の甲1類について合格したので書いていこうと思います。

〇資格概要
・消防設備士は消防設備の点検・工事ができるようになる資格です。資格の種類には甲と乙があり、甲は工事と点検、乙は点検だけ可能です。
 作業ができる種類によって8種類に分かれます。(甲と乙で分けて数えると13種類になります)
・今回取得した甲1類は消火栓や水スプリンクラーの工事・点検ができるようになる資格です。(乙1類の場合は点検だけ)
・試験は都道府県ごとに行われており、多くの都道府県は年に2回行っているため単純計算で年間94回行われています。
・試験内容は受験する種類によって異なりますが、今回受験した甲1類は『法令』、『基礎知識』、『構造・機能』、『実技』となっています。
 『実技』も筆記試験で記述式の試験になります。他はマークシートです。
 合格基準は各分野40%以上かつ全分野の合計が60%以上です。

 〇バックグラウンド
資格に関してどれくらい勉強したかはその人のスペックによって大きく変わってくると思うため、
今回からはその資格を勉強する前の知識量などがわかるように書いていこうと思います。
・関係しそうな所持資格:消防設備士(甲4,5、乙7)、電験3種、電気工事士
・        学歴:国立大 電気科卒業
・        勉強:どちらかといえば好き

〇受験歴(消防設備士全体の)
・2018年度下期 甲4取得(1発合格)
・2019年度上期 甲5、乙7取得(同時受験1発合格)
・2019年度下期 甲1合格(1発合格)←new!!

〇免除
・消防設備士では、他類の消防設備士を持っていたり、電気工事士を持っていたりすると試験の一部が免除になります。
・消防設備士の免除はパターンが多すぎてわかりにくいです。自分は下記のサイトで確認しています。

・免除を行った問題については正解扱いにはならず、その問題がなかった扱いになります。
 例えば10問中3問を免除した場合、残りの7問で40%以上の正解を取る必要があります。詳しくはほかの方のブログ等を確認してみてください。
・今回は他類の消防設備士を使って『法令』の中の【全類に共通する法令】を免除にしました。
電気工事士を使えば『基礎知識』の【電気部分】は免除になりますが得点源とするため試験を受けました。

〇勉強法
・問題集1冊を何回も繰り返し行いました。

本試験によく出る!第1類消防設備士問題集 (国家・資格試験シリーズ 354)

本試験によく出る!第1類消防設備士問題集 (国家・資格試験シリーズ 354)

  • 作者:資格研究会KAZUNO
  • 出版社/メーカー: 弘文社
  • 発売日: 2017/01/01
  • メディア: 単行本
 

 ・『基礎知識』は電気・機械とありますが、高校レベルの問題のためあまり勉強しませんでした。特に電気についてはパラパラとめくって見た程度です。
・消火栓の高さやホースの長さなど細かな数値で決められているものが多いので覚えましょう。
製図は配管系統図の直しやポンプの揚程計算などがあります。この製図に関してはぜひ【5ch】をチェックしてください。有志の方が実際の過去問を書き込んでくれています。同じ問題が出ることもあるし、問題集では見たことない問題もあります。試験前には仕上げとして必ずチェックしましょう。問題が持って帰ることができないですし。

〇所感
・消防設備士はこれで4種類目となりました。この試験は難易度が低いほうだとは思いますが自己採点はできないし、記述式もあるため合格発表があるまで受かったとは言えないないところが困ります。
・この1類を受けて感じたのは、先に2級ボイラー技士を受験したほうが理解が進むと思ったことです。配管系統の問題が出るので、2級ボイラー技士で必要となる「ボイラー実技講習」で実物を見ることができるためです。これは実務をあまりやっていない方におすすめだと思います。
・次は甲2か甲3かなと思っています。のんびり取っていきたいです。
・最後に合格通知ですが、基礎知識が70%なのはちょっとダメですね。機械部分をもっと頑張ればよかったです。実技はあきらかに間違えていたところがあったので、部分点がもらえてよかったです。

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