消防設備士甲2類で実際に出た実技の問題
消防設備士の試験は問題が回収されるため実際に出た問題を見ることはできません。
5chや青木防災さんなど受験者が覚えて書いているものしかないので、私も少しは協力できればと思い、覚えている限りで書いていきます。
実技は70%だったので正解しているかは保証できません。
鑑別
1.(1)高発泡放出口の写真を2つ見て、方式を書く
①プロペラがない→アスピレーター型②プロペラがある→ブロワ型
(2)上記の方式の特徴について選択肢から選ぶ
①スプレーヘッドより泡水溶液を放出させる際に、減圧域を発生させることによって、空気を吸入する方式
②ファンを用いることによって、強制的に泡水溶液に空気を送り込む方式
2.(1)絵を見て継手の方式を書く→フランジ管継手
(2)継手の間にあるものを書く→ガスケット
(3)この継手方式はどのような時に使うか→配管同士を最終的に接続する
3.ポンプ・プロポーショナー方式について
(1)方式の説明の穴埋め問題 選択肢から選ぶ
加圧送水装置のポンプの吐出側と吸込側とを連結する《バイパス》を設け、
そのバイパスの途中に設けられた《混合器》にポンプ吐出水の一部を通し
《メータリングコック》でその吸込量を調整し、泡消火剤貯蔵槽から
ポンプ吸水側に泡消火剤を吸引して規定濃度の泡水溶液とするもの。
(2)ポンプ・プロポーショナーの混合器の写真がどれか選ぶ
4.(1)絵の器具が何か書く→一斉開放弁(減圧式)
(2)一斉開放弁の説明の穴埋め問題 書く
→開放、水、閉鎖?
5.(1)泡試料コレクタの受け皿の絵が何か書く→泡試料コンテナ
(2)この器具は何の測定に使うか2つ書く→発泡倍率測定、25%還元時間測定
(3)上記の測定に必要な他の器具を2つ書く→ストップウォッチ、100mlの透明容器
製図
1.フォームヘッドの周りの系統図について
(1)系統図の記号が何か書く→①閉鎖型火災感知用ヘッド②火災感知器
(2)系統図の図面内に書いていない部分があり、記号で埋める。一斉開放弁の記号を書く
①閉鎖型火災感知ヘッドの箇所は減圧型の一斉開放弁
②火災感知器の箇所は加圧型の一斉開放弁 感知器から加圧用の電動バルブへ配線もした
2.駐車場の泡ヘッドの計算
(1)ここで使うヘッドは何か→フォームヘッド
(2)下記の条件でヘッドは何個必要か
・はりは450mm
・区画が3つ 9×10,9×10,5.5×18[m]
面積が90+90+99=279㎡
フォームヘッドは9㎡につき1つだから
279÷9=31個
(3)合成界面活性剤泡消火剤で泡水溶液は何リットル必要か
8.0×31=248ℓ
(4)6%の泡消火剤の場合、泡消火剤は何リットル必要か
248×0.06=14.88ℓ