甲3類消防設備士に不合格しました
このブログを始めてから初めて不合格の記事を書きたいと思います。
今回は甲3類消防設備士に不合格したので書いていこうと思います。最後に試験結果の写真を載せています。
〇不合格になった理由
・単純に勉強時間が足りていませんでした。言い訳になりますが試験の1週間前まで出張で勉強ができませんでした。
・勉強時間は1週間で一日1時間程度だったので10時間もなかったと思います。
・この甲3類では細かい数値を覚える必要があり、覚えきることができませんでした。
・実技試験は5chで見た問題が出ましたが、答えが書き込まれておらず、考えてもわかりませんでした。別の記事で実際に出た問題を書こうかと思います。
〇資格概要
・消防設備士は消防設備の点検・工事ができるようになる資格です。資格の種類には甲と乙があり、甲は工事と点検、乙は点検だけ可能です。
作業ができる種類によって8種類に分かれます。(甲と乙で分けて数えると13種類になります)
・今回落ちた甲3類は情報機器室などで水損の恐れがある場所に設置される不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備の工事・点検ができるようになる資格です。(乙3類の場合は点検だけ)
・試験は都道府県ごとに行われており、多くの都道府県は年に2回行っているため単純計算で年間94回行われています。
・試験内容は受験する種類によって異なりますが、今回受験した甲2類は『法令』、『基礎知識』、『構造・機能』、『実技』となっています。
『実技』も筆記試験で記述式の試験になります。他はマークシートです。
合格基準は各分野40%以上かつ全分野の合計が60%以上です。
〇受験歴(消防設備士全体の)
・2018年度下期 甲4取得(1発合格)
・2019年度上期 甲5、乙7取得(同時受験1発合格)
・2019年度下期 甲1合格(1発合格)
・2020年度上期 甲2合格(1発合格)
・2020年度下期 甲3不合格←new!!
〇免除
・消防設備士では、他類の消防設備士を持っていたり、電気工事士を持っていたりすると試験の一部が免除になります。
・消防設備士の免除はパターンが多すぎてわかりにくいです。自分は下記のサイトで確認しています。
・免除を行った問題については正解扱いにはならず、その問題がなかった扱いになります。
例えば10問中3問を免除した場合、残りの7問で40%以上の正解を取る必要があります。詳しくはほかの方のブログ等を確認してみてください。
・今回は1類の消防設備士を使って『法令』の中の【全類に共通する法令】、『基礎知識』【全部】を免除。電気主任技術者を使って『構造機能』の中の【電気に関する部分】を免除にしました。
〇勉強法
・問題集2冊を行いました。問題集はメルカリ等で中古を入手しました。
・製図に関してはぜひ【5ch】をチェックしてください。有志の方が実際の過去問を書き込んでくれています。同じ問題が出ることもあるし、問題集では見たことない問題もあります。試験前には仕上げとして必ずチェックしましょう。問題が持って帰ることができないですし。
・青木防災さんのブログも実際に出た問題について書かれているのでオススメです。
〇所感
・合格はがきと同じ形式できたので、はがきを開く前に裏面に収入証紙を貼る欄があったので、もしかしてとぬか喜びしてしまいました。
・法令はぎりぎり40%取れていますが、実技がダメでしたね。しっかり勉強する時間があれば合格できそうな気がしています。
・落ちたのが年に2回ある試験でよかったです。受験回数も多いですし。
電気通信主任技術者(線路)に合格見込みです。
今回は電気通信主任技術者について自己採点の結果合格できてそうなので書いていこうと思います。
〇資格概要
・電気通信主任技術者は『伝送交換』と『線路』の2種類があり、それぞれ扱える範囲が違います。電験のような優劣はありません。
・試験は年に2回あります。
・科目は電気通信システム(電験でいう理論)、法規、設備管理、専門的能力の4科目です。
←令和3年度の試験から専門的能力がなくなり、3科目になります。
・合格基準は科目合格ありで、60/100点です。点数調整はありません。
・専門的能力は『線路』の場合、3種類(通信線路、通信土木、水底線路)あり受験申込の時に選びます。自分の得意なものを選びましょう。
←令和3年度の試験から専門的能力がなくなります。
・他の資格による科目免除制度があります。
工担総合など → 電気通信システムが免除
〇バックグラウンド
資格に関してどれくらい勉強したかはその人のスペックによって大きく変わってくると思うため、
その資格を勉強する前の知識量などがわかるように書いていこうと思います。
・関係しそうな所持資格:電気通信主任技術者(伝送交換)、電験3種、エネ管(電気)、工担総合
・ 学歴:国立大 電気科卒業
・ 勉強:どちらかといえば好き
〇受験歴
・1回目:令和3年1月31日(令和2年7月に受験予定が新型コロナで中止になったため)
設備管理、専門的能力(通信線路)の2科目を受験。電気通信システム、法規は電気通信主任技術者(伝送交換)により免除。
専門的能力で通信線路を選んだ理由は、どの科目も横並びで前提知識がなかったのでどれでもよかったのですが、一番メジャーそうな通信線路にしました。
→設備管理は79点、専門的能力(通信線路)は60点で合格見込みです。
〇勉強法
・基本は過去問です。
有志の方のサイトに過去問があるのでダウンロードしました。
年に2回試験があるため、R1~H24の8年分で16問使いました。
しかし、解答のみで解説はありません。
・解説が欲しかったため、下記のサイトを利用しました。伝送交換の場合にはオーム社から出ている通称動物シリーズの各科目の問題集がありますが、線路の場合にはないのでこのサイトにはすごく助かりました。
勉強時間は1か月半1日一時間で40~60時間だと思います。勉強は設備管理についてのみ行い、専門科目は無勉強でした。
〇専門科目を勉強しなかった理由
令和3年度の試験から専門科目がなくなり、4科目から3科目の新制度になります。今回の旧制度でシステム、法規、設備に科目合格していると新制度になっても科目合格は引き継がれます。
例を挙げると、今回システム、法規、設備に科目合格して、専門のみ不合格になったとします。新制度になると、専門科目がなくなるため、全科目免除の申請ができるようになります。
しかし、この方法だと全科目免除の申請で9500円必要になりますし、今回限りの方法となります。
私はこの制度を利用して、設備のみ合格を目指し、専門は捨てて、新制度になったら全科目免除の申請をするつもりでした。結果的に運がよく無勉強だった専門にも合格できそうになりました。仮にマークミスで専門が不合格になっても全科目免除の申請をすればいいだけです。
〇所感
まさか専門まで合格できそうとは思いませんでした。午前に設備があり、午後に専門があるため、午前が終わったら帰ろうかとも思いましたが、もしかしたら受かるかもしれないと思ったので一応受けてみてよかったです。ダメもとで受けた試験で合格できたのは初めてかもしれません。
これでデータ協会とはサヨナラできそうです。通信系の資格もこれでひとまず終わりかなと思います。
質問等あればわかる範囲でお答えします。
建築物環境衛生管理技術者(通称:ビル管)試験の得点開示をしてみました
今回は建築物環境衛生管理技術者試験、通称:ビル管の試験結果の開示をしたので書いていこうと思います。
〇申請について
試験結果の開示は、試験のホームページのQAに書かれています。ただ、トップページ等には何も書かれていないため、自分で探し出す必要があります。ここからPDFの申請用紙を印刷して郵送で申請します。一応リンクを貼っておきます。
得点開示には2種類あり、
①各科目の得点及び総得点
②各科目の得点、総得点及び試験問題180問について本人がマークした選択肢
となっており、②のほうが詳しく試験内容を知ることができます。
また、開示には手数料が必要で、郵便小為替で500円を購入しなければなりません。
〇郵便小為替について
郵便小為替は定額小為替が正式名称です。購入はゆうちょ銀行でできます。土日夜間のゆうゆう窓口では購入することができないため、平日昼間にゆうちょ銀行で購入しましょう。
また、発行手数料として100円が必要なため、実質的に申請には600円(小為替00円+手数料100円)+郵送代が必要です。
購入で参考にしたサイトも貼っておきます。
〇申請の流れ
①ホームページから申請用紙を印刷し、記入する
②ゆうちょ銀行で郵便小為替500円分を購入する
③申請用紙、郵便小為替を封筒に入れて郵送する
④約2週間後に開示結果が届く
〇開示をした理由
申請に郵便小為替が必要だと知り、郵便小為替の存在を初めて知ったので、購入してみたいという好奇心から申請をしてみました。問題にもマークしていて自己採点もしましたが間違っていないか確認したかったこともあります。
私は手数料も変わらなかったため、「②各科目の得点、総得点及び試験問題180問について本人がマークした選択肢」で申請をしました。
最後に開示で届いた内容をアップします。自己採点と同じでした。
自己採点の内訳:141点(78%)
- 建築物衛生行政概論・・・14/20(70%)
- 建築物の環境衛生・・・・20/25(80%)
- 空気環境の調整・・・・・38/45(84%)
- 建築物の構造概論・・・・11/15(73%)
- 給水及び排水の管理・・・27/35(77%)
- 清掃・・・・・・・・・・20/25(80%)
- ねずみ、昆虫等の排除・・11/15(73%)
〇資格概要
この資格はビルなどの建築物の維持管理のリーダーになるための資格です。
3,000㎡以上の特定建築物(ビル、ホテル、ショッピングモール等)には「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づいて、この資格の保有者を設置しないといけません。
試験は年に1回あり、受験には2年以上の設備管理や清掃などの実務経験が必要になります。講習もあります。
試験は180問で117問(65%)以上で合格となります。また、各科目
- 建築物衛生行政概論
- 建築物の環境衛生
- 空気環境の調整
- 建築物の構造概論
- 給水及び排水の管理
- 清掃
- ねずみ、昆虫等の排除
で、40%以上の正解が必要になります。
質問等あればわかる範囲でお答えします。
建築物環境衛生管理技術者(通称:ビル管)試験に合格しました【勉強法など】
今回は建築物環境衛生管理技術者試験、通称:ビル管に合格したので書いていこうと思います。
〇資格概要
この資格はビルなどの建築物の維持管理のリーダーになるための資格です。
3,000㎡以上の特定建築物(ビル、ホテル、ショッピングモール等)には「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づいて、この資格の保有者を設置しないといけません。
試験は年に1回あり、受験には2年以上の設備管理や清掃などの実務経験が必要になります。講習もあります。
試験は180問で117問(65%)以上で合格となります。また、各科目
- 建築物衛生行政概論
- 建築物の環境衛生
- 空気環境の調整
- 建築物の構造概論
- 給水及び排水の管理
- 清掃
- ねずみ、昆虫等の排除
で、40%以上の正解が必要になります。
〇私の受験概要
私は電気設備の管理経験で申請をしました。会社から実務経験の証明をもらう必要があり、会社に黙って受験するタイプの私はここが一番の難関でした。会社から合否について聞かれるためプレッシャーがかかっていやなんです。
実務経験には電気設備の管理でもいいのに問題ではほぼ出ないんですよね。ちょっと謎です。
〇バックグラウンド
資格に関してどれくらい勉強したかはその人のスペックによって大きく変わってくると思うため、その資格を勉強する前の知識量などがわかるように書いていこうと思います。
・関係しそうな所持資格:ボイラー2級、二種冷凍機械
・ 学歴:国立大 電気科卒業
・ 勉強:どちらかといえば好き
〇勉強方法
勉強時間は1か月半で約70時間です。ひたすら過去問題に取り組みました。この試験は計算問題は少なく、ほぼ暗記の試験になります。計算問題は180問中5問程度で全部捨てても問題ないですが、簡単な計算問題ばかりなので苦手意識あっても取り組むことをオススメします。
参考書は下記の通称赤本と呼ばれる過去問題集をメルカリで購入しました。古本なので平成30年度版を購入しました。
この本は解答がまとめて書いてあるタイプで、勉強スタートした頃は1問1答方式で勉強したかったので下記のサイトを使いました。解説もわかりやすくこのサイトだけで合格できるんではないかとも思います。
また、同様に有名なサイトでは下記のものもあります。〇×問題や解説のページもあり勉強になります。
他に私は使っていませんが、オーム社の黒本と呼ばれる問題集もあります。分野別の問題になっているので苦手分野を勉強するときには重宝すると思います。
〇所感
この試験では建築物の衛生管理が主なのでしょうがないのですが、電気分野はほとんど出題されないので、電気屋としては苦労しました。10年で5問も出なかったと思います。ただボイラーや冷凍機械で培った冷凍サイクルなどの知識が役に立ちました。広く浅い暗記が必要なため、上記の資格を先に取っていると少しスムーズに覚えることができると思います。殺虫剤の種類や蚊の特徴は覚えずらかったです。
この資格はビルメン三種の神器と呼ばれ、私はこのビル管でコンプリートしました。ビルメン4点セットも持っているので、完全コンプリートすることができました。
自己採点では141(78%)点でした。内訳は
- 建築物衛生行政概論・・・14/20(70%)
- 建築物の環境衛生・・・・20/25(80%)
- 空気環境の調整・・・・・38/45(84%)
- 建築物の構造概論・・・・11/15(73%)
- 給水及び排水の管理・・・27/35(77%)
- 清掃・・・・・・・・・・20/25(80%)
- ねずみ、昆虫等の排除・・11/15(73%)
です。
最後に合格通知を載せて終わりにします。
質問等あればわかる範囲でお答えします。
職業訓練指導員試験に合格しました【指導方法のみ受験】
今回は職業訓練指導員試験の受験をしたので書こうと思います。
〇資格概要
職業訓練学校やポリテクセンターでの先生になれる資格です。小中高の先生とは別の資格です。
職種別に様々な種類の指導員資格があります。電気系を例にとっても下記のように多くあります。
・電気科
・電気工事科
・電気通信科
・電子科 ←今回受験した科
・発変電科
・送配電科
他の種類については下のサイトで確認してみてください。
〇試験概要
学科試験と実技試験があります。学科試験には、全職種共通の「指導方法」と、職種別の「系基礎学科」及び「専攻学科」があり、実技試験も職種別に実施されます。
開催は各都道府県で開催されており、試験時期もバラバラですが、全体的に9~11月頃に開催される場合が多いです。試験はどこの都道府県でも受験できます。
開催される試験は都道府県によってバラバラで、開催されない職種も多くあります。例えば東京都では理容科、美容科だけが行われています。しかし、「指導方法」だけは全職種で共通なのでどの科でも受験可能です。
〇私の受験概要
私が今回受験した電子科でも「指導方法」「系基礎学科」「専攻学科」「実技試験」があります。しかし、電子科は第一級陸上無線技術士の資格を所持していると「系基礎学科」「専攻学科」「実技試験」が免除になり、「指導方法」のみ受験することになります。
私が職業訓練指導員を受験しようと思ったのも「指導方法」のみで済むから簡単に取得できるという理由です。
詳しくは下記のブログで確認してみてください。私もこのブログを見て受験しようと思いました。
〇バックグラウンド
資格に関してどれくらい勉強したかはその人のスペックによって大きく変わってくると思うため、その資格を勉強する前の知識量などがわかるように書いていこうと思います。
・関係しそうな所持資格:なし(難易度の高い資格:電験3種、エネ管、電気通信主任技術者)
・ 学歴:国立大 電気科卒業
・ 勉強:どちらかといえば好き
〇受験記
私が受験した試験ではマークシートではなく、5肢択一で答案用紙に〇×を書く形式でした。混乱したのは正当を選ぶ問題では〇を書き、誤答を選ぶ問題では×を書くという形式だったことです。〇×が書き間違えていないか確認を何度もしました。
問題は20問で60%(12問以上)以上で合格です。問題は持ち帰ることができないため、自己採点はできません。
過去問は大阪府のみ公開しているため、受験を考えておられる方は一度問題を見ておくことをオススメします。また、ダウンロードしておくことも強くオススメします。その年の試験が終わると過去問が更新されてしまうため、より過去の問題が見れなくなってしまいます。
〇勉強方法
今回、私は「指導方法」のみを受験しました。この「指導方法」についての勉強方法に書いていこうかと思います。
参考書は、他の方のブログにもあるように下記のもの1択です。ほかの受験生の方もこの本を持っていました。
実際の問題もここから出題されていると思います。巻末に○×問題がついています。私は図書館にこの参考書があったため借りて勉強しました。
勉強時間は1週間で約3時間です。過去問を解くとわかりますが、常識的に考えればわかる問題が多く、無勉強でも60%取れたので、勉強はやる気ができませんでした。私は参考書は読まずに、過去問をやって勉強するタイプですので、大阪府の過去問だけだと量が少なかったこともあります。私は大阪府の令和元年度をあらかじめ保存していたので、公開されている令和2年度の2年分を使用しました。
今回受験した県でも同じような問題が出ていたので参考になります。
〇所感
私は教員資格は持っていないので、これで初めて先生になることができます。使う予定は全くないですが、見栄えはいいですよね。
自己採点ができないので不安は少しありましたが、合格しててよかったです。これから免許証については申請するので、免許証が来たらまた記事を書こうかと思います。
最後に合格証書を載せておきます。ちなみに私が住んでいる都道府県では受験日程が合わなかったことから、GOTOキャンペーンを利用して受験してきました。
消防設備士甲2類で実際に出た実技の問題
消防設備士の試験は問題が回収されるため実際に出た問題を見ることはできません。
5chや青木防災さんなど受験者が覚えて書いているものしかないので、私も少しは協力できればと思い、覚えている限りで書いていきます。
実技は70%だったので正解しているかは保証できません。
鑑別
1.(1)高発泡放出口の写真を2つ見て、方式を書く
①プロペラがない→アスピレーター型②プロペラがある→ブロワ型
(2)上記の方式の特徴について選択肢から選ぶ
①スプレーヘッドより泡水溶液を放出させる際に、減圧域を発生させることによって、空気を吸入する方式
②ファンを用いることによって、強制的に泡水溶液に空気を送り込む方式
2.(1)絵を見て継手の方式を書く→フランジ管継手
(2)継手の間にあるものを書く→ガスケット
(3)この継手方式はどのような時に使うか→配管同士を最終的に接続する
3.ポンプ・プロポーショナー方式について
(1)方式の説明の穴埋め問題 選択肢から選ぶ
加圧送水装置のポンプの吐出側と吸込側とを連結する《バイパス》を設け、
そのバイパスの途中に設けられた《混合器》にポンプ吐出水の一部を通し
《メータリングコック》でその吸込量を調整し、泡消火剤貯蔵槽から
ポンプ吸水側に泡消火剤を吸引して規定濃度の泡水溶液とするもの。
(2)ポンプ・プロポーショナーの混合器の写真がどれか選ぶ
4.(1)絵の器具が何か書く→一斉開放弁(減圧式)
(2)一斉開放弁の説明の穴埋め問題 書く
→開放、水、閉鎖?
5.(1)泡試料コレクタの受け皿の絵が何か書く→泡試料コンテナ
(2)この器具は何の測定に使うか2つ書く→発泡倍率測定、25%還元時間測定
(3)上記の測定に必要な他の器具を2つ書く→ストップウォッチ、100mlの透明容器
製図
1.フォームヘッドの周りの系統図について
(1)系統図の記号が何か書く→①閉鎖型火災感知用ヘッド②火災感知器
(2)系統図の図面内に書いていない部分があり、記号で埋める。一斉開放弁の記号を書く
①閉鎖型火災感知ヘッドの箇所は減圧型の一斉開放弁
②火災感知器の箇所は加圧型の一斉開放弁 感知器から加圧用の電動バルブへ配線もした
2.駐車場の泡ヘッドの計算
(1)ここで使うヘッドは何か→フォームヘッド
(2)下記の条件でヘッドは何個必要か
・はりは450mm
・区画が3つ 9×10,9×10,5.5×18[m]
面積が90+90+99=279㎡
フォームヘッドは9㎡につき1つだから
279÷9=31個
(3)合成界面活性剤泡消火剤で泡水溶液は何リットル必要か
8.0×31=248ℓ
(4)6%の泡消火剤の場合、泡消火剤は何リットル必要か
248×0.06=14.88ℓ
甲2類消防設備士に合格しました【勉強法など】
今回は消防設備士の甲2類について合格したので書いていこうと思います。
〇資格概要
・消防設備士は消防設備の点検・工事ができるようになる資格です。資格の種類には甲と乙があり、甲は工事と点検、乙は点検だけ可能です。
作業ができる種類によって8種類に分かれます。(甲と乙で分けて数えると13種類になります)
・今回取得した甲2類は立体駐車場などにある泡消火設備の工事・点検ができるようになる資格です。(乙1類の場合は点検だけ)
・試験は都道府県ごとに行われており、多くの都道府県は年に2回行っているため単純計算で年間94回行われています。
・試験内容は受験する種類によって異なりますが、今回受験した甲2類は『法令』、『基礎知識』、『構造・機能』、『実技』となっています。
『実技』も筆記試験で記述式の試験になります。他はマークシートです。
合格基準は各分野40%以上かつ全分野の合計が60%以上です。
〇バックグラウンド
資格に関してどれくらい勉強したかはその人のスペックによって大きく変わってくると思うため、
今回からはその資格を勉強する前の知識量などがわかるように書いていこうと思います。
・関係しそうな所持資格:消防設備士(甲1、4、5、乙7)、電験3種、電気工事士
・ 学歴:国立大 電気科卒業
・ 勉強:どちらかといえば好き
〇受験歴(消防設備士全体の)
・2018年度下期 甲4取得(1発合格)
・2019年度上期 甲5、乙7取得(同時受験1発合格)
・2019年度下期 甲1合格(1発合格)
・2020年度上期 甲2合格(1発合格)←new!!
〇免除
・消防設備士では、他類の消防設備士を持っていたり、電気工事士を持っていたりすると試験の一部が免除になります。
・消防設備士の免除はパターンが多すぎてわかりにくいです。自分は下記のサイトで確認しています。
・免除を行った問題については正解扱いにはならず、その問題がなかった扱いになります。
例えば10問中3問を免除した場合、残りの7問で40%以上の正解を取る必要があります。詳しくはほかの方のブログ等を確認してみてください。
・今回は1類の消防設備士を使って『法令』の中の【全類に共通する法令】、『基礎知識』【全部】を免除にしました。
〇勉強法
・問題集2冊を何回も繰り返し行いました。問題集はメルカリ等で中古を入手しました。
・勉強時間は1日1時間を1か月で約30時間だと思います。
・泡の量や発泡倍率など細かな数値で決められているものが多いので覚えましょう。
・製図に関してはぜひ【5ch】をチェックしてください。有志の方が実際の過去問を書き込んでくれています。同じ問題が出ることもあるし、問題集では見たことない問題もあります。試験前には仕上げとして必ずチェックしましょう。問題が持って帰ることができないですし。
・青木防災さんのブログも実際に出た問題について書かれているのでオススメです。
〇所感
・消防設備士はこれで5種類目となりました。今回、試験終了後はあまり手ごたえがありませんでした。
・2類は1類、4類と違い参考書が充実していません。2冊買いましたが、勉強量が足りないなと思う部分が多かったです。
・1類を先に受験していたので配管部分などはほとんど勉強せずに受験できたのはよかったです。1類は参考書が充実しているため、先に1類を受験することをオススメします。
・次は甲3かなと思っています。
・最後に合格通知ですが、全部が70%台なのはちょっとショックでした。やっぱり手応え通りでした。コスパのよい合格の仕方と考えれば慰められます。